えんじゅでは、5月9日にPRTIMESで配信した、株式会社ソフィアコミュニケーションズ様のプレスリリースを作成しました。
新規顧客獲得を目指し、セールスライターがどのような手順、考え方で制作したのか、過程を紹介いたします。
プレスリリース作成時のご依頼の流れ
セールスライターによるプレスリリース作成時のご依頼の流れは下記のとおりです。
- 配信テーマの決定
- 具体的な内容の確認
- 記事の構成
- 原稿の確認
- 配信後のデータ確認
ひとつずつ紹介していきます。
1.配信テーマの決定
株式会社ソフィアコミュニケーションズ様は、セミナー開催、コンサル事業のほか、創業支援にも力を入れており、東京都認定インキュベーション施設「フェムベース」も運営しています。そのため、配信内容も実にさまざま。
その中から、4月・5月配信では「レンタルサロン付き創業支援パッケージ」の募集開始に合わせ、プレスリリース配信することになりました。
新商品・サービスの発表は、プレスリリースが重視する「新規性」の点からも問題なく、サービスの認知度を上げ、CV(コンバージョン、申し込み)を促す点でもおすすめです。新規顧客を獲得するコピーライティングは、セールスライターの十八番。ただし、プレスリリースの媒体の特性上、主観ではなく客観的な記事に仕上げる必要があります。
2.具体的な内容の確認
配信テーマが決まったら、次は「レンタルサロン付き創業支援パッケージ」の具体的なサービス内容の確認です。サロン開業を目指す方に対し、「この創業支援パッケージなら受けてみたい」と思ってもらわなければなりません。新規顧客獲得にとってベネフィットを見つけるべく、いただいた資料を参考に細かく質問しました
確認したのは主に下記の点です。
- レンタルサロン付き創業支援パッケージの料金
- 料金に含まれるサービス
- 個別でサービスを受けた場合の価格
3.記事の構成
具体的な内容の確認が終わったら、次は記事の構成を考えます。
一番考慮したのは、新規顧客獲得のために、お客様にとっての利益、いわゆる「ユーザーズベネフィット」をキャッチコピーに入れ込むことでした。しかもプレスリリースの特性上、「記事としても配信すべき魅力のあるもの」でなければなりません。そこで、セールスライターの経験とプレスリリース作成時に必要な内容を入れ込みました。具体的には、下記4点です。
- 最初に割引情報=「約18万円お得」を訴える
- いつから募集開始するのか記載する
- エステ・ネイルサロン開業向けと明記する
- 商品名(レンタルサロン付き創業支援パッケージ)を出す
キャッチコピーの後は、サブキャッチです。サロン開業のネックとなる初期費用も、レンタルサロンを使用すれば抑えられます。「低リスクで夢のサロン開業が叶う」こと、しかもそのレンタルサロンはJR品川駅から徒歩5分という好立地であることを、目立つ位置でアピールしました。
また、リード文ではサービスの概要を伝えています。「約18万円分お得」というコピーの理由についても触れました。
最後に、サービスの詳細については、記事をご覧になった方が迷わず悩まず申し込めるよう、見やすさ・わかりやすさにこだわった構成にしています。
今回は「レンタルサロン」がついた「創業支援パッケージ」です。「レンタルサロン付き創業支援パッケージ」としてまとめて書くと、何がどれを指しているのかわかりにくくなる恐れがあります。そのため、それぞれ分けて詳細を記載し、サロン開業を目指す方に魅力を客観的に伝えるようにしました。新規顧客獲得を目指す、セールスライターの工夫が随所にちりばめられています。
4.原稿の確認
原稿の確認は、PRTIMESの下書きをPDF化したものを送付します。「レンタルサロン付き創業支援パッケージ」のLPができていなかったため、ダミーで入れておきました。ありがたいことに、林田社長からお褒めの言葉をいただけました。
蛇足ですが、LP作成のチェックも相談を受けたので、よりお客様にとって魅力的になるよう、コピーも提案しています。
(プレスリリースのコピーを参考に作成されていましたが、LPは新規顧客獲得に直結するため、ユーザーズベネフィットを強調しました)
いかがでしょう。もし右側の方が魅力的だと思っていただけたら、セールスライター冥利に尽きます。
5.配信後のデータ確認
プレスリリースも、配信したら終わりというわけではありません。配信後のデータ確認も重要です。
- 今まで配信したプレスリリースのタイトル
- 配信日
- ネタ
- 内容
- 方向性
- 転載数
- 配信日からのPV数の移り変わり
上記をExcelにまとめてソフィアコミュニケーションズ様に提出しています。
ネタ・内容・方向性については企業様が配信する内容によって加減します。また、PV数の確認は長期戦で、弊社の企業秘密です。少なくとも1週間程度ではない、という点をお伝えします。また、弊社との契約が切れた際も、この表を使用できるように工夫もしています(契約期限が切れた場合は、弊社ではデータを廃棄します)。気になる方は是非お問い合わせください。
プロのセールスライターは、マーケティングができてこそ。必要なデータを確認し、数字から何らかの仮説が見えてきた場合は、都度お伝えします。分析内容は、今後のプレスリリース戦略にも、お役立ていただけると存じます。
あなたもプロのセールスライターに、プレスリリース作成を依頼してみませんか。
ご相談は無料です。どうぞお気軽にお問い合わせください。
プロのセールスライターによるプレスリリース作成過程はいかがでしたか。今回は、株式会社ソフィアコミュニケーションズ様のご厚意により、具体例を詳細に出しながら紹介させていただきました。この場を借りて、厚く御礼を申し上げます。
今回の記事で、プロのセールスライターによるプレスリリース作成にご興味を持たれたら、ぜひお気軽にご相談ください。